いろんなところに旅行に行きたい、と想いにふけっていて
ふと、野菜料理研究家のカノウユミコさんが話してくれたことを思い出してました。
9月に、岐阜県までカノウユミコさんが料理教室で来てくださったのですが、
幸せなことに、そのときお茶を飲みつつ、いろんな話を聞くことができたのです。
(ちなみに、
カノウユミコさんのお料理教室の様子はこちら by Tenderさん)
カノウユミコさんも旅行好きで、毎年のように
世界各地を旅行してまわっているそうです。
「旅行は計画を立てずに行くのが面白いんですよ〜」
「いつも現地で車を借りて、地元の人におすすめの場所を聞きながら
自由に動き回ってるの。それが楽しいんですよ〜。」etc.
カノウさんは、あんな華奢でかわいらしい人なので、
なんてワイルドなんだろう・・・。
それに対し、私はいつもちゃんと計画を立てて、というか、
最低限、泊まるところだけは必ず決めてから出発するのだけど、
カノウさんのように、もっと自由に、もっと気ままに動き回ることができたら
どんなに楽しいことだろう、と頭は空想の世界へ飛んでました。
カノウユミコさんも普段は菜食をしているので、
旅行先で食事はどうしてるのですか?と聞いたところ、
「旅先でも現地の食事を楽しみたいから、あまり気にせずに食べてますよ」
「ただ、旅行中はあまり食べないのが一番!」
「旅行中はたくさん食べて体調を崩したりする人がいるけど、
あまり食べないようにするのが一番元気にいられると思う。」
と教えてくれました。これは私も納得、納得。
海外へ行くと、食べることは確かに大きな楽しみの一つなのですが、
その分、普段とは違うものを食べるため、体への負担は相当なものになります。
例えば、イタリアへ行けば、やっぱりオリーブオイルの量が相当増えるし、
アジアだと、たとえ精進料理だったとしても、油の量がとても増えて
体にはかなり堪えます。
飛行機に乗って、違う国へ行くだけでも体への負担があるのに、
食べ物で余計に体に無理させてしまっては、
旅行を楽しむ前に、体はヘロヘロです。これこそもったいない。
というわけで、カノウさんは、
旅行中は一日1食でも十分!それだけなら、たいがい何を食べても大丈夫!
(現地のおいしい料理で、たとえ動物性のお料理でも)
ということでした。
なるほどなぁ。これはとっても勉強になりました。
現地の食事をいっぱい楽しんで、体も元気にいられるなんて。
加えていうなら、さらにその食事を、よ〜く噛んで食べれば、怖いものナシかも。
ちなみに、私の経験からも、
機内食は、食べないor量を減らす、と長時間の飛行の後も体がとっても楽です。
しっかり食べたときと比べて、疲れがぜんぜん違います。
とはいえ、私は毎回ベジタリンミールを注文していて、
毎回どんな食事が運ばれてくるか、ワクワク楽しみにもしております。
これまた、おいしいときはおいし〜。ひどいときは、ひどすぎる〜ですが。
<今日の写真>
カノウユミコさんに、
「パセリの一番おいしい食べ方は、おひたしですよ。
パセリは、ほうれん草の何倍も栄養的にすぐれているし、
おひたしなら、たくさん食べることができるんです。」
と教えてもらったので、早速、先日作ってみました。
たしかに美味しい!パセリ独特な味と香りは残したまま、
とっても食べやすくなっていて、食感もイイ!おすすめです。
※カノウユミコさんの新しい本がでました。私も買いました↑